今回は、アークスリーインターナショナルの取締役、川合様にインタビューしました。創業38年を迎え、大阪を本社に東京、名古屋、福岡、関西の大学内に営業所を構え、多角的に事業を展開しています。特に旅行を中心に、不動産や保険を組み合わせたビジネスモデルが特徴で、その評判についてもお伺いしました。
またコロナ禍を経ての営業方針や働き方の変化、生産性の向上と残業時間の削減についても深く掘り下げています。
旅行業界に興味がある方にとって、貴重な情報が満載です。続きをぜひご覧ください。
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顧客のニーズをワンストップで解決？その実態とは
ー レジャリスト 大南
では本日はアークスリーインターナショナルの取締役、川合様にお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
よろしくお願いいたします。
ー レジャリスト 大南
早速ですが、御社の事業の説明をお願いします。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
弊社の概要をお話ししますと、創業38年目の会社となります。大阪が本社で、東京と名古屋と福岡、あと関西にある大学の中に営業所があって、特徴で言うと旅行が中心の会社なんですけれども、不動産とか多角的に事業を展開しているっていう会社です。
ー レジャリスト 大南
旅行と不動産、保険の繋がりが少しわかりにくいのですが、その繋がりは何ですか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
創業38年前から旅行と保険っていう2つの事業がありました。この保険っていうのはもちろん海外旅行保険もあるんですけれども、関西の学校と昔から懇意にしていて、学生総合保険っていうものを切り口にその学校に入っていて、その入っていった切り口から学校の旅行を受注したりとか、そういう感じで親和性があります。
ー レジャリスト 大南
いくつかの切り口があるのですね？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
そうですね。不動産に関してもその大学に入っている営業所の中に店舗を構えていて、そこの大学の学生が賃貸をする、その斡旋をしているという形で。
ー レジャリスト 大南
なるほど、繋がりました。基本的にはやっぱりベースに旅行があって、その上に保険とか不動産があるっていう感じですね。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
そうですね。
ー レジャリスト 大南
先ほどの説明で大学にも営業所があるっていうのは、まさに今言われたような学生の賃貸だったり、学生の留学だったり、学生の留学の際の保険などを扱っているのですか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
そうです。それだけ他に頼んでくださいっていうぐらいだったら、もう全部自分たちでやりましょうというような感じです。
ー レジャリスト 大南
だからワンストップで顧客のニーズを答えるっていう形ですね。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
そうですね。
ー レジャリスト 大南
現在特に力を入れている事業や忙しいビジネスはありますか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
やっぱり140人の会社なんですけれども、そのうち7割が旅行部署に従事していて、旅行が大きく4つに分かれています。航空券を旅行会社の方に卸すホールセールっていう卸問屋のセクションと、主に大学を相手に留学を展開しているセクションと、法人相手に業務出張とか社員旅行をやっているセクションと、あとは一般のユーザーに向けたツアーです。海外のツアーとか国内のツアーをWebで展開しています。
その4つの事業があるんですけど、コロナでかなり落ちた数字であったり仕事が少なくなったあと、不動産とか保険の事業があったんで会社としてはあまり休みませんでした。
休んでる期間が短かったので、ちょっと回復も早かったです。その中でも忙しいのは留学でです。これは限られた4年間の中で海外に勉強しに行くっていうミッションがあるためです。後は法人の出張です。これは企業が商売的に絶対出張行かないといけないため、そういうセクションが今は忙しいです。遊びに行こうっていうのは円安の問題もあるし、今はまだ低調な状況ですね。
ー レジャリスト 大南
そういう意味では御社は目的のあるお客様をお持ちなので、多少おっしゃった通り物価高とかもあると思いますが、そういう意味ではそこはコロナのリバウンドもあって活発になりましたか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
そうですね。その回復を捕まえるのが上手くできたので、早い回復できました。レジャーでいうと国内はコロナ明けでも早いタイミングで戻ってきました。
後は海外が少しずつ戻ってきてますね。今年のお正月とかになると日並びもいいですし、そこに向けて今商品を色々作っているっていう感じですね。
コロナ後の働き方に革命が？評判の良さに迫る。
ー レジャリスト 大南
次の質問なんですけどコロナの期間を経て、何か営業方針とか働き方とか変わったところはありますか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
今人材の募集は大南さんにお手伝いしていただいていますけど、やっぱり多少は人数減ったんですね。減った中で今少しずつ人を入れていってます。しかしコロナ前と比べるとまだ人数が少なく、商売自体は戻ってきているので、結果1人当たりの生産性がコロナの前と比べると倍近くなってます。
ー レジャリスト 大南
生産性が上がってる？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
いわゆる効率化でシステムに少しお金をかけました。それと遅れましたが、ペーパーレスに思い切り踏み込んで、あと大きく変わったのは残業時間です。これも画期的に減りました！
ー レジャリスト 大南
生産性が2倍近くなったけど、残業時間は減った？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
減りました。確かに会社的にも今まで長く働くのはある種良しとしていたのですが、生産性を上げようとか効率的にやろうと取り組んでみました。その結果、残業時間は飛躍的に減りました。それはもう会社としても号令をかけてます。
ー レジャリスト 大南
経営の観点から見たら素晴らしいですね。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
そうですね。それで働いている社員がアフターファイブとか自分のプライベートな時間も充実させてもらって、明日また頑張ろうみたいな感じになるのは本当に会社としてはプラスですね。
ー レジャリスト 大南
今のお話の続きになるんですけど、御社は評価制度がしっかりされてますよね？働く側からするとすごく助かるのですが、あの評価制度っていつ頃から取り入れられているのですか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
時期でいうと2015年からです。
ー レジャリスト 大南
10年ぐらい経つのですね。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
実際実行し始めたのが2016年とか17年ぐらいになります。それまでは社員の数も100人弱だったんです。2015年ぐらいから100人を超えてきて、弊社は役職とかもあんまりなく、フラットな関係の中で働ける。それを会社の売りにしていました。しかし少し人数が増えてくるとやっぱり役割を明確にしないといけない。それに合わせて評価報酬制度を2015年に導入しました。
ー レジャリスト 大南
具体的にはどんな評価制度なんですか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
ポイント制度や年に2回面談を行なっております。目標を可視化することで、社員が具体的に何を目指して働けばいいのかが分かりやすくなりました。それにより生産性が向上しました。しかし、100点の評価制度はないと思っています。なので、毎年社員からフィードバックをいただいて、直した方が良いところは手直しをしています。
1次面接から取締役？内定辞退率の低い理由とは
ー レジャリスト 大南
御社って一応面接3回あって、普通は2回目3回目に取締役出てきますよね。川合さん取締役ですが、1次面接絶対川合さん出られますよね？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
出ますね。1次面接が一番大事だと思ってます。
ー レジャリスト 大南
今レジャリストの求人150社ぐらいです。その中で1次面接で取締役が出てくる会社は御社の1社だけです。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
人がいないっていうのもあります。でも根本的なところで言うと、今までは企業が人を選ぶっていう感じでしたけど、今は応募者が企業を選ぶという。それをヒシヒシと感じています。なのでアーク・スリーを選んでいただく意味でも、1次面接から出てますね。
ー レジャリスト 大南
御社は世間一般の内定辞退率と比べたら凄く低いので、求職者の心をガッチリ掴んでいると思います。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
ありがとうございます。
ー レジャリスト 大南
御社の社員さんは非常に対応が良く、ホスピタリティが高いと感じます。どのような教育や人が活躍していますか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
社員の勤続年数が長いので、知識が蓄積されていることが強みです。また、相手のニーズを感じ取り、そのニーズに迅速に応えることができる人が多いです。後は協調性も必需品になってきます。
ー レジャリスト 大南
そのような人材を採用するために、どのようなポイントを重視していますか？
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
面接では、一緒に働きたいと思えるかどうかが重要です。知識や資格よりも人間性を重視しています。また、志望動機をしっかりと確認し、なぜこの仕事をしたいのかを見極めます。
ー レジャリスト 大南
最後に、今後のビジネス展望を教えてください。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
コロナ後、会社の体質が強化されました。特に東京の拠点を拡大し、全国の旅行会社の中で揺るぎない地位を確立したいと思っています。また、新しい事業として洗浄や消毒効果のある水の販売にも取り組んでいます。今後も多角的に事業を展開し、常に新しいチャレンジを続けていきたいです。
ー レジャリスト 大南
ありがとうございます。アーク・スリー・インターナショナルにご興味のある方は、ぜひご応募ください。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
ぜひよろしくお願いします。
ー レジャリスト 大南
川合さん、本日はありがとうございました。
ー 株式会社アークスリーインターナショナル 川合さん
こちらこそありがとうございました。
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