履歴書のポイント:採用担当者が見ている重要な要素
転職活動において、履歴書はあなたの第一印象を決める重要な書類です。今回は、レジャリストの求職者向けに作成した履歴書サンプルを基に、履歴書作成のポイントを解説します。
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【履歴書のサンプル】
1. 日付の重要性
履歴書の日付は意外と見落としがちですが、最新のものを記入することが重要です。古い日付のままだと「使い回しの履歴書」と思われてしまい
- 現在の応募に向けて作成されたものではない
- 長期間転職活動をしていた印象を与えてしまう
といったマイナスの印象につながります。
推奨事項:
- 履歴書の日付は「提出日」に合わせて記入しましょう。
2. 写真は清潔感がカギ
履歴書を開いて最初に目に入るのが「写真」です。第一印象を左右するため、写真にはこだわるべきです。
避けるべきポイント:
- 髭が剃られていない
- カメラとの距離感
- 髪が整っていない
- 目にかかる前髪
- 歯が見えていないか
- 極端な表情(睨みつけるような真顔、過度な笑顔)
最近はスマホのアプリとかで証明写真が簡単に作れる時代になりました。しかし、転職活動は何度も経験するものではないため、一度くらいはプロの方に撮ってもらうと間違いがないと思います。
推奨事項:
- 髪はスッキリ整える
- 服装はビジネス向け(スーツ、襟付きシャツ)
- 口角を上げて自然な笑顔を心がける
3. 学歴・職歴の書き方
職歴が少ない若手求職者の場合、アルバイト経験を活用するのも一つの手です。
アルバイト経験例:
- スターバックスなどの接客業
- ディズニーリゾートなどのホスピタリティ業
- マクドナルドなど、チームワークを重視する職場
企業は「高いホスピタリティ精神をお持ちの方なのか?」を見ているため、これらの経験を積極的にアピールしましょう。
また、留学経験は短期でも記入することを推奨します。旅行業では語学スキルや異文化理解が評価されるため、
- どこの国・都市に行ったのか
- どのくらいの期間滞在したのか
を明記すると良いでしょう。
ワーキングホリデーも職歴として記入可能です。企業によっては評価ポイントになるので、迷ったら記入してみましょう。
4. 志望動機の書き方:企業が知りたい5つのポイント
中途採用の選考において、企業が知りたいのは以下の5点です。
- なぜ転職するのか?(退職理由も含む)
- なぜ旅行業界・観光業界なのか?(他業界からの転職者は特に重要)
- なぜこの会社なのか?(数ある会社の中でなぜここを選んだのか)
- なぜこの職種なのか?(自分の経験や性格との関連性)
- この会社で何がしたいのか?(企業研究をしたうえでの具体的な目標)
この5つを整理しておけば、志望動機が明確になり、説得力も増します。
AIに頼らない志望動機作成のポイント
最近ではAIが作成した志望動機が増えていますが、
- 抽象的で具体性がない
- 丁寧すぎて個性がない
といった特徴があるため、企業側にはすぐに見抜かれてしまいます。自分の言葉で、自分の経験を交えて書くことが重要です。
枠に収まらない場合は?
志望動機が履歴書の枠に収まらない場合は、職務経歴書の自己PR欄に記載するのも一つの方法です。
まとめ
履歴書の作成で大切なのは、「採用担当者が見ているポイント」を押さえることです。
✅ 日付は「提出日」を記入する
✅ 写真は清潔感を重視し、プロに撮影してもらうのがベスト
✅ 学歴・職歴にはアルバイト経験や留学経験も活かす
✅ 志望動機は企業が知りたい5つのポイントを明確にする
✅ AIに頼らず、自分の言葉で書く
履歴書は使い回しではなく、応募先ごとにカスタマイズすることが重要です。しっかりと準備をし、採用担当者に好印象を与えられる履歴書を作成しましょう!
次回は「職務経歴書の書き方」について詳しく解説します。お楽しみに!
私たちレジャリストでは、業界に精通したキャリアアドバイザーが履歴書・職務経歴書の添削を行っています。
また、公式Youtubeチャンネルでは、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策のポイントについても詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
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